2018年夏、Google 社よりアドセンスの接続通知が届きました。
申請してから9日目のことです。
その間3度の不承認がありましたが、多くのことを学びました。
アドセンスを目指している皆様の参考になればと思い、そこに至るまでの状況と詳細についてまとめてみました。
申請時のサイトの状況
申請時のサイトの状況をお話します。
ブログは非特化型で掲載記事数は18点、文字数は平均して1700文字程度。
記事数が少ないのでカテゴリーは4つに絞っていました。
ホーム、サイトマップ、運営者情報・プライバシーポリシー、お問い合わせの4点はグローバルナビにて設置。
画像はフリーサイトから拝借、1記事に1点掲載、SNSシェアボタン設置。
記事のレベルについてはその道の人から観ると全く論外、子供でももう少しマシな文章が書けるといったレベルです。
7月末に独自ドメインでワードプレスを開設し、8月に入ってから記事を書き始めていました。
申請日時と経過
申請日時と経過を解説していきます。
2018年8月28日 pm16:21 申込み
届いたメールの内容はおなじみの「アドセンスへようこそ」から始まって、以下の手続きを済ませるようにという文言でした。
①お支払い先住所指定
②電話番号確認
③サイトとアドセンスをリンク
2018年8月30日 am9:15
「AdSenseのお申込み状況」のメールが届き、結果は不承認。
承認されなかった理由がきちんと記載されていて、申請したブログが、
「Google AdSense のプログラム・ポリシーに準拠していないか、ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していない」、
ということでした。
微妙な言い回しで当初はその意味がよく分からなかったのですが、よく考えてみると二つの違反点があったというふうに受けとれます。
そうした解釈でもう一度記事をざっとチェックすると、なんと該当する記事が見つかったのです。
見つけ方は「site:」というコマンドを使いドメイン名を指定し、その1スペース後にポリシー違反のキーワードを加えるという方法でした。
ポリシー違反の項目は「タバコ」や「アルコール飲料」に関するものなど数点ありますが、その中の「処方薬の販売」というキーワードに引っかかった記事タイトルがヒットしたのです。
何の気なしにこうした言葉を記事内に使っていたわけです。
「プログラム・ポリシーに準拠していない」とはこういうことなのかと理解できました。
またもう一つの「ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していない」という意味も理解できました。
2~3点の記事が同じような内容のものを扱っていたことに気付いたのです。
これは記事数稼ぎであり、品質という点では恥ずべきことです。
同じ内容であれば一つの記事にまとめて完成させるべきであり、わざわざ別記事にする必要はないはずです。
思うように記事が書けないことから無意識のうちに苦し紛れにこのようなことをしていたのでした。
この不承認の結果からアドセンスで記事を書くということについて大きなことを学んだ次第です。
即日、午後に3記事を削って15記事で再申請しました。 同時に1日1記事のペースで新しく記事を追加しています。
2018 8/31 pm15:53
2度目の「AdSenseのお申込み状況」のメールが届きました。結果は不承認。
理由は、
「サイトがダウンしているか、表示できない状態でした」
今度はブログの内容による不承認ではないので、ほっとすると同時に原因が分かりません。
さてどうしたものかと考えていたところ、夜になって再びメールが届きました。
2018 8/31 pm19:15
メールの内容は不承認。
「サイトの準備はできていますか?」
「サイトを審査いたしましたが、サイトが工事中、またはコンテンツの量が不十分なため、現時点では承認することができませんでした。」
以上の文言でしたが、何だかこれまでと違った印象を受けました。
やはり記事数が足りなかったのかとも思い深夜(9月1日未明)に2記事を追加して再申請を試みましたが、クリックしても申請ができないのです。
「サイトの再審査を申請していただけます。それにはこちらのリンクをクリックして、AdSense アカウントにログインしてください。」
メールには確かに以上のことが書かれているのですが……。
さてどうやらこれは長い闘いになりそうだと思いながらもログインは諦め、
その後9月2日、3日、6日未明に各1記事づつ追加して9月6日朝の時点で20記事になっていました。
2018 9/6 am10:41
やはり30記事以上は必要なのかなと思っていたのですが最初の申請から9日目、「サイトの準備はできていますか?」のメールから6日目、唐突にメールが届きました。
件名: お客様のサイトが AdSense に接続されました
おめでとうございます!
アカウントの承認手続きが完了しました。
えっ……!
やはり達成感はありました。
「サイトの準備はできていますか?」のメールは思ったとおり何かの暗示だったように思われます。
まとめ
ネット上にはいろいろな情報が溢れています。
信頼に足る誠実な情報、不確かな情報、虚偽の情報等々、ネット上は玉石混淆の世界です。
思うにネットの世界は日進月歩で、企業側も懸命にシステム改善に取り組み、日々進化しています。その時には正しい情報であってもすぐに旧式のもはや通用しない情報になってしまうことは十分に起こり得ます。
不確かなネット上の情報に振り回されないことです。
特にアドセンス再申請の「2週間ルール」などが今だに多くの人に信じられているのが不思議に思います。
何やら納得のできない情報に出合い、判断に迷う時は人の意見ではなく自分の心に従うことです。
今回の体験が皆様のお役に立てましたら幸いです。