不安障害の原因と症状、及び治療法について!

TWICEのミナさんが「不安障害」という病で活動休止の已む無きに至っているそうです。

所属事務所の発表では、症状は極度の不安状態が持続的、断続的に、予測無しで発生し、なおかつ不安状態のレベルが急激に変化するとのことです。

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不安障害とはあまり聞き慣れない言葉です。いったいどんな症状の病なのか、どういった治療法があるのか気になるところです。

本稿では「不安障害」という病の原因と症状、治療法について調べてみました。

専門的な用語は飛ばしてできるだけ分かりやすく簡単に解説していきます。

不安障害とは

不安障害とは、精神疾患のうち「強い不安感または恐怖感を抱くこと」を主症状とする病気を包括した広い概念です。「パニック障害」「外傷後ストレス障害(PTSD)」「強迫性障害」などは主として不安症状を呈するため「不安障害」の一種とされます。

不安障害の罹患者は男性に比較すると女性が多く、不安障害の代表的なパニック障害などは男性の2.5倍もあり、その他の不安障害でもすべて女性の割合が多いことが特徴です。また高齢になるにつれて減少していきます。

物事に不安を抱くことは社会生活上、誰にでもあることですが、程度の問題です。不安や恐怖感により、日常生活に支障をきたすような場合に不安障害として診断されます。

では不安障害を発症する原因はどのようなことなのでしょうか。

不安障害と原因

不安障害にはパニック障害、PTSD、強迫性障害など個々に分類すると様々な疾患に分かれ、合併している場合もありますが、不安感とか恐怖感が主たる症状であることは共通です。

不安障害の原因は、戦争や家庭内DVなど、過去の恐怖体験がトラウマとなっていたり、精神的ストレスの蓄積、脳内ホルモンのバランスの崩れ、さらに性格や生育環境、遺伝形質なども要因として挙げられています。

また、麻薬や覚醒剤などの薬物による中毒、カフェインやアルコール、抗不安薬などが切れた時の離脱反応も不安障害の原因となります。

不安障害はどんな症状が出るのでしょうか。

不安障害と症状

多様な不安障害に共通する特徴は、まず強烈な不安感、恐怖感が症状として現れます。次に身体的にさまざまな症状が発現します。

個別の疾患にもよりますが、総じて、動悸、息切れ、めまい、手足のしびれ、頭痛などの自覚症状が現れます。

パニック障害の場合は動悸や冷や汗、手の震え、呼吸困難などの症状が突発的に起こり、これはパニック発作と呼ばれています。その時の不安感は凄まじく、体験者によると電車に乗る際に不安感に襲われると、体が硬直して動かなくなるそうです。

また例えば、ウイルスに恐怖感を持つ人が、何度も手を洗う行為を繰り返すなどは強迫性障害によくみられる特徴です。本人も不合理であることは自覚していますが、強い強迫観念からやめることができないという病です。

外傷後ストレス障害(PTSD)などは、過去の体験がトラウマとなる場合であり、過去の場面が何度も思い出されて、恐怖を感じ続ける病気です。

このPTSDの病的な精神状態は、ベトナム戦争の帰還兵に共通してみられたことではじめはアメリカで認知され、日本では阪神・淡路大震災以降病気として認識されるようになりました。特にイラク戦争後の帰還兵の中にはPTSDにより、日米共に多数の自殺者が出ています。

こうした不安障害にはどんな治療法があるのでしょうか。

不安障害と治療法

はじめに薬物療法により、強い恐怖感や強迫観念を取り除きます。精神状態が安定したところで心理療法を併用しながら治療が進められます。

薬物療法
不安感、恐怖感、動悸、頭痛、不眠、自殺願望、うつ症状などに対して適宜、医薬品による対症療法が施されます。

定評のある抗うつ剤、SSRIを始めとした抗不安剤、精神安定剤その他の医薬品が処方されます。状態が安定したら心理療法が併用されます。薬物療法だけの治療よりも心理療法を併用したほうが症状の再発が少ないとされています。

心理療法
カウンセリングを主体とした一種のトレーニング療法になります。様々なものがありますが、特に有効とされている療法に「曝露(ばくろ)反応妨害法」があります。

これは「曝露」と「反応妨害」という2つのトレーニングを組み合わせたものです。

曝露法とは、これまで恐れていたことに正面から向き合い、恐れることは何も起こらないことを実感するトレーニング。つまりウイルスが付着しているはずの机の上に敢えて手で触れてみて、結局は何も起こらないことを学習することです。これを曝露といいます。

曝露の課題が達成されたら次は反応妨害のトレーニングに入ります。

反応妨害法とはこれまでウイルスへの恐怖感から何度も手を洗っていたのを、強い意思でやめることです。結果的に、「手を洗わなければ」という強迫観念が次第に消えていくことを実感するのが目的です。

このようなトレーニングが専門家の指導の下に効果的に繰り返し行われます。

薬物療法、心理療法共に効果が現れるまでに半年から一年以上の期間がかかります。

おわりに

今日は不安障害とはどのようなものなのか調べてみました。

現代の様々なストレス社会の中で誰でも罹りそうな病のような気がします。

不安障害の予兆に対し、自分だけは大丈夫だとして我慢をせずに、危機感を抱くようになったら「精神科」か「心療内科」の専門医に駆け込むべきと考えます。

専門医による早期治療で不安障害は苦しまずに克服できるからです。

TWICEは現在ミナさんが抜けて、8人体制でコンサート活動を続けているそうです。

ミナさんにはしっかりと養生してダメージを回復させて、元気に復帰して頂きたいものです。