おでこのシワを確実に取る方法は……?

おでこのシワができるのは?

老け顔の最大の特徴はおでこのシワと言われています。このおでこのシワを確実に取る方法はないものでしょうか。

おでこのシワを確実に取るフェイスリフトの施術画像
本稿ではこのお悩みの解決策を調べて見ました。おでこのシワができる要因として以下のことが挙げられます。

  • 遺伝的なもの
  • 加齢からくる皮下組織の機能低下
  • 普段の表情の癖
  • 紫外線によるダメージ

これらにより皮膚がハリを失う時にしわができます。遺伝的な要因とは、皮膚がハリを失う経緯を遺伝的に受け継いでいるために同じところに、同じようにおでこのシワができるということです。

シワの発生は一般的に皮膚がハリを失い、表情筋のバランスにより常時一定方向に皮膚が引っ張られることから発生し、それが弾力やハリを保つ役割を果たしている真皮層にまで形状記憶された状態と言えます。

本稿では手軽にできるおでこのシワ取り対策をご紹介するとともに、特に頑固なおでこのシワを確実に取る究極の方法としてフェイスリフトという手法について解説して参ります。

はじめに皮膚のハリを保つ仕組みから解説していきます。

皮膚のハリを保つ仕組み

真皮層の中に線維芽細胞という皮膚のハリを維持するための成分を作り出す重要な細胞があります。

線維芽細胞はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの間質成分と言われる皮膚のハリを維持するための成分を作り出しています。

コラーゲンは真皮層の大部分を占め、網の目状に皮下組織を支えている丈夫な繊維で膠原線維と呼ばれています。これに対してエラスチンは弾力に富み弾性繊維と呼ばれ、コラーゲンをしっかりとつなぎとめています。

ヒアルロン酸とプロテオグリカンはゲル状の物質で肌に潤いを保ち、コラーゲンの生成を促し皮下組織の代謝を高めます。

これらの間質成分は一体となって繊維組織を支えており、この線維芽細胞の働きが活発であれば肌にハリが保てる状態ということになります。

それではこのような肌のハリを保つ仕組みを踏まえた上で、おでこのシワ対策として、効果は期待できるけれども時間がかかる方法と、比較的早く効果が表れる方法についてご紹介していきます。

おでこのシワ対策・その1

おでこのシワ取り対策はリサーチしてみると意外とたくさん紹介されています。まずは効果は期待できるけれども時間がかかる方法になります。

マッサージによる方法
顔面マッサージを継続することでシワを軽減する方法はたくさんのやり方が紹介されており、少なからずの専門家によって支持されています。

これは厚さ0.2ミリほどの表皮層にできた乾燥ジワなどのごく軽微なおでこのシワには有効かも知れません。コストもかからずセルフケアで手軽に実行できるので試してみる価値はあるかと思います。

マッサージにより皮下組織の血行を良くして真皮層の機能を活性化することでシワを改善し、予防するという方法になります。

ただし効果が出るには時間がかかり、幾つかの注意点もあります。すなわち毎日欠かさず実行すること、極力指で肌をこすらないこと、さらに重要なのは皮膚を引っ張らないこと、むしろ軽くシワ部分を押すことがポイントです。

ついでに耳の周りや首の後ろの部分なども軽く指圧することでリンパの流れを活性化できます。こうした点を守って正しい方法で続けることが大切です。

シワ取りパックの使用
この方法も時間はかかるとしても、顔面マッサージの後に保湿を含む美容成分が配合されたシワ取りパックを使用することで乾燥ジワなど表皮層に出来た軽微なシワ取り方法としては極めて有効かと思います。

通常化粧品の美容成分の皮膚への浸透はせいぜい表皮の角質層までが限界でハリや弾力に関与している真皮層にまで有効成分は届きません。そのためシワ取り方法としてはこの際あくまでも皮膚の保湿が主眼です。

サプリの摂取
ほとんど効果は期待できないでしょう。

線維芽細胞を活発にするような食事やプラセンタなどのサプリの摂取がおでこのシワ取り方法として喧伝されていますが、それらを経口摂取したところでおでこのシワに対して直接的な効果はありません。

仮にプラセンタのサプリを経口摂取しても単に栄養分として吸収されるだけです。タンパク質ならばアミノ酸に分解され肝臓に貯蔵されます。有効成分が経口摂取で直接シワに届いて作用するということではありません。

プラセンタに含まれるFGF(線維芽細胞増殖因子)は線維芽細胞を活性化します。プラセンタにこだわるのであれば然るべき医療機関で注射による患部への直接的な施術を施すべきです。

サプリのプラセンタと医療機関で扱うプラセンタでは原料はもとより、品質や効果の点で全く別物です。この方法ですと医師の説明通りの効果が早期に期待できるかと思われます。

次に比較的早い時期に効果が現れると考えられるおでこのシワ取り対策を挙げていきます。

おでこのシワ対策・その2

おでこのシワ取り効果を速やかに実感したい場合には、以下のような外科的施術も考えられます。

ヒアルロン酸注入法
おでこのシワにヒアルロン酸を注入する方法があります。これはシワに対する直接的な施術になり即効で効果が現れます。

施術後の腫れがひけるとおでこのシワが取れたと実感されるようですが、人によっては1~2週間で元の状態にもどってしまったりといった口コミが少なからず見られました。

ヒアルロン酸の初回注入時は吸収が早く、次第に長持ちするようになるそうですが、注入した部分の皮膚が固くなったりします。

ヒアルロン酸注入は元々はふっくらさせたいところに注入するのが適しているようで、おでこのシワには向かないかも知れません。

費用は1回につき5万円から10万円程度になります。

ボトックス注入法
ボトックスはシワの原因となる筋肉に、その筋肉を麻痺させる成分をピンポイントに注射する治療法です。おでこのシワを消す効果はヒアルロン酸の注入よりは大きいと言われています。

効果の持続期間はリサーチでは人によりずいぶん違いがありましたが、およそ半年というところです。

アレルギーの心配もなく、施術の痕跡も目立たず、効果も大きい反面、下手をすると眉毛の形が直線になってしまったり、目の形が三角になってしまったりと、施術後の顔の全体印象が変わってしまう場合もあります。

また、無表情の時のシワには効果はなく、その場合にはコラーゲンやヒアルロン酸の注入が適している場合もあります。

医師の熟練度が施術の成功に大きく関与しています。

ポラリス照射による治療
ポラリスとは高周波とダイオードレーザーを同時照射する治療法です。その目的は真皮層に刺激を与えて皮下組織の活性化を促し、皮膚のハリを取り戻そうとすることです。

線維芽細胞が活発になるとコラーゲンやエラスティンなどのハリを構成する間質成分が生成されてきれいなおでこに戻れるという考え方です。この方法は毛穴の引き締めやたるみにも有効とされています。

料金は、顔全体ですと5万から10万円位。時間は60分位掛かります。

では最後にこれらの対策で効果が十分に望めないような場合、どうすればよいのでしょうか。

おでこのシワを確実に取る方法は……?

深く刻まれたおでこのシワを確実に取る方法としては、メスを使う施術になりますがやはりフェイスリフトがおでこのシワを確実に取る鉄板治療法と言えるでしょう。

生え際切開法
前髪の生え際を切開して筋肉を切除したり切開して皮膚や筋膜を吊り上げる手術法。

冠状切開法
頭頂部の頭皮から両耳のあたりまで切開して手術する方法で30cm程の痕跡が残り、前髪の生え際が大きく後退します。

切開部を生え際にするか頭頂部にするかは患者の額の広さやシワの程度、部位などを勘案して決定されます。

どちらの手術法も直視下の手術であるため正確な施術が可能で、おでこのシワを確実に消し去ります。

いずれにしても、2~3週間程度のダウンタイムは必要で、抜糸は術後1週間後位、手術時間は1~3時間ほど、腫れは3週間前後でひくのが普通とされています。

費用は60万円から110万円位が目安となります。

内視鏡切開法
ちなみに欧米では前述の切開法よりも身体への負担が遥かに小さい「内視鏡切開法」が採り入れられています。

これは頭皮内に4~5ヶ所の1cm程度の小さな切開部を作りそこから内視鏡によりすべての手術を行うもので傷の痕跡も小さく日帰りが可能で、術後の腫れも起こりにくいというメリットがあります。

但し高度な設備が必要で、施術者においても高い技術力が要求される難易度の高い手術法になります。日本においても導入されつつありますが現時点では欧米ほどに普及していません。

おわりに

おでこのシワ取り方法については、実際に効果があるかどうかが問われます。

特にアラフォー以上の人の深く刻まれたおでこのシワはマッサージやシワ取りパックでは取れません。

このようなシワを確実に取る方法はやはり美容整形に頼ることになります。フェイスリフトにより施術後の腫れがひけると傷口も目立たず、おでこのシワを確実に取り去ることが可能となります。

この場合も手術の成否は施術者の技術力に大きく依存します。設備や料金、リスク、アフターケアなど、事前に十分なリサーチをして実績があり信頼できるクリニックを選択することです。